センターラインオーバーの衝突事故と複数の骨折
「あれは、ある年の秋でした。東京都内でバイクを運転中、対向車線を走ってきたバイクがカーブを曲がりきれずにセンターラインを越えて突っ込んできたんです」
そう語るのは、神奈川県にお住いのNさん(40代・男性)。
「その衝撃で転倒し、首のむちうちの他に、左の鎖骨と足の小指を骨折しました。仕事が休めず入院はしませんでしたが、通院治療を続けることになりました」
突然の事故で、Nさんの日常は一変しました。
残る痛みと治療打ち切り、そして医師への不信感
Nさんは懸命に治療を続けましたが、体にはつらい症状が残りました。
「治療を続けても、左腕は右腕の半分くらいしか上がらず、捻ると激痛が走りました。足も力を入れると裂けるような痛みがありました。でも、診察してくれる先生は『筋力の低下だから』と言うばかりで、こちらの痛みの訴えにも『ふーん…』という感じで、真剣に聞いてもらえませんでした」
そんな中、事故から約7ヶ月後、相手の保険会社から治療の打ち切りを告げられます。
「保険会社からは毎日のように電話があり、正直参っていました。ちゃんと診断書を書いてもらえるのか、この先どうなるのか、不安で仕方ありませんでした」
弁護士への依頼と後遺障害12級認定
「このままではいけないと思い、医師に後遺障害診断書をしっかり書いてもらえるか不安で、弁護士さんに相談することにしました。保険会社とのやり取りもストレスだったので、すべてお任せすることにしました」
弁護士が後遺障害の申請を行った結果、当初目指していた腕の可動域制限は認められませんでしたが、鎖骨の変形障害として12級5号が認定されました。
「実は、この事故の数か月前にも同じ場所を骨折していたことが後から分かり、交渉が難しくなる場面もあったようです。それでも、弁護士さんがうまく交渉を進めてくださり、無事に示談することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から毎日のように連絡が来て、本当に精神的に追い詰められていました。医師の対応にも不満があり、どうしていいか分からない状況で弁護士さんに相談しました。結果的に、後遺障害も認定され、納得のいく形で解決できました。一人で抱え込まず、専門家に相談することが大切だと思います」