予期せぬ事故と賠償金への不安
2017年の春、愛知県内で道路を横断中に車にはねられ、顔に大きな傷跡が残ってしまった会社員のUさん(20代・男性)。治療を続けましたが、傷跡は後遺症として残ってしまいました。
「事故から2年ほど経って、顔の傷が後遺障害12級14号として認定されました。これでようやく一区切りかと思いましたが、ここからが新たな悩みの始まりでした」
逸失利益ゼロ。保険会社の提示額への不信感
後遺障害等級が認定された後、相手方の保険会社から約228万円の示談金が提示されました。しかし、その内訳を見たUさんは愕然とします。
「提示額の内訳を確認したところ、後遺障害が残ったことによる将来の収入減、いわゆる逸失利益が全く考慮されていなかったんです。顔にこれだけ目立つ傷が残り、営業の仕事への影響も不安なのに、この金額は到底受け入れられませんでした。この提示額が妥当なのか分からず、不信感だけが募りました」
弁護士への依頼で賠償金は約447万円に増額
このままではいけないと、Uさんは弁護士に相談し、示談交渉を依頼しました。
「弁護士特約が使えたので、費用を気にせずお願いできました。弁護士さんはすぐに交渉を開始してくれましたが、最終的には紛争処理センターを利用することになりました」
その結果、2020年の夏、当初の提示額から約219万円増額となる、約447万円での示談が成立しました。
「逸失利益もしっかりと認められ、最終的な金額を見て本当に驚きました。弁護士さんに依頼していなければ、保険会社の言い値で示談していたかもしれません。専門家に頼んで本当に良かったです」
賠償金の提示に疑問を感じたら
「保険会社から提示された金額を、鵜呑みにしてはいけません。特に後遺障害が残った場合、逸失利益や慰謝料の計算は非常に専門的です。私のように、提示内容に疑問を感じたら、すぐに弁護士に相談するべきです。弁護士特約があれば、費用面の心配もありません。正当な補償を受けるために、ぜひ専門家の力を借りてください」