予期せぬ二度の追突と育児への影響
ある年の冬、主婦のAさん(30代・女性)は、自宅の駐車場へ入ろうと停車していた際に、後方から二度にわたって追突されるという事故に遭いました。
「まさか停車中にぶつけられるなんて、しかも二回も。本当に驚きました。首と左手首を痛めてしまい、すぐに病院へ向かいました」
当時、Aさんには生後4か月のお子さんがいました。
「怪我の影響で、子供を抱っこするのも辛くて。家事や育児に大きな支障が出てしまい、本当に困りました」
事故は、Aさんの心と体に深い傷を残しました。
通院の困難さと募る怒り
Aさんは治療を続けようとしましたが、そこには大きな壁がありました。
「幼い子供を預ける先がなく、思うように通院できませんでした。手を使わざるを得ない育児のせいで、怪我の治りも遅いように感じて…。なのに保険会社とのやり取りはこれから始まるのかと思うと、正直うんざりでした」
痛みが続く体で育児をしながら、今後の交渉のことを考えなければならない。Aさんの怒りとストレスは募るばかりでした。
「もう、専門家の方にすべてお任せしたいと強く思いました」
粘り強い交渉で勝ち取った解決
自身の保険に弁護士特約が付いていたAさんは、すぐに弁護士への相談を決意します。
「弁護士さんに、育児中で通院が困難な状況や、痛みが続いていることへの怒りを伝えました。後遺障害の申請もお願いしましたが、結果は非該当で…。正直、とても悔しかったです」
後遺障害は認められませんでしたが、弁護士は粘り強く示談交渉を進めました。
「通院日数が少なかったため、交渉は簡単ではなかったと聞いています。それでも弁護士さんは諦めず、私の状況を相手方の保険会社に伝え、慰謝料が裁判基準の9割以上になるよう交渉してくれました。最終的に納得できる形で合意に至り、本当にほっとしました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故に遭い、特に育児中などで思うように動けない時の辛さや怒りは、経験した人にしか分からないと思います。私は弁護士さんにすべてを任せたことで、治療と育児に専念できました。保険会社の対応や今後のことに少しでも不安を感じたら、一人で抱え込まず、まずは専門家に相談することをおすすめします」