育児中に起きた突然の追突事故
ある年の冬、主婦のAさん(30代・女性)は、埼玉県内で事故に遭いました。自宅駐車場へ入るために停車していたところ、後方から来た車に二度も追突されたのです。
「停車中にまさか、と思いました。事故のせいで頚椎捻挫と左手関節捻挫の怪我を負ってしまいました」
当時、Aさんには生後4か月のお子さんがいました。
「首や手首の痛みで、子供の抱っこもままならない状態でした。ただでさえ大変な育児が、事故のせいでさらに困難になり、途方に暮れていました」
保険会社からの提示はなく、募る金銭的な不安
Aさんは痛む体で育児をこなしながら、今後のことを考えていました。
「怪我の治療はもちろんですが、相手の保険会社との交渉がこれから始まると思うと、精神的な負担が大きかったです。特に、慰謝料などがいくらになるのか、保険会社から提示される前に示談交渉をはじめたため、具体的な金額も分からず、このまま泣き寝入りになってしまうのではないかと不安でいっぱいでした」
体の痛みだけでなく、金銭的な不安もAさんを苦しめました。
弁護士介入で慰謝料9割超を獲得、114万円で解決
Aさんは自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家に依頼することにしました。
「今後の交渉をすべてお願いしたいと伝えました。弁護士さんはすぐに動いてくれましたが、後遺障害の申請は残念ながら認められませんでした」
しかし、弁護士は諦めずに示談交渉に臨みました。
「通院日数が少なかったため、普通に計算すれば慰謝料は低くなってしまう状況だったそうです。それでも弁護士さんは私の悔しい気持ちを汲んで、慰謝料が裁判基準の9割を超える水準になるよう、粘り強く交渉してくれました。最終的に、合計114万円で示談することができたんです。提示がなかった状態から考えると、本当に驚きましたし、専門家に頼んで心から良かったと思いました」
納得できない時は専門家の力を借りるべき
「もし一人で交渉していたら、こんなに有利な条件で解決することは絶対になかったと思います。弁護士特約があったおかげで費用を気にすることなく、一番大変な金銭の交渉をすべてお任せできました。保険会社の対応や賠償額に疑問があるなら、諦める前に一度、弁護士さんに相談してみるべきです」