突然の追突事故と体の異変
ある年の冬、会社員のSさん(30代・男性)は、都内で予期せぬ事故に見舞われます。
「交差点手前で、赤信号のため停車していたら、いきなり後ろからドンッと。相手は居眠り運転だったそうです。こちらは完全に停止していました」
青信号に変わった直後でしたが、前の車が発進していなかったため、Sさんの車はまだ停止したままでした。突然の衝撃に、Sさんは呆然としました。
「事故後、だんだん首から肩にかけて痛みが出てきました。まさか自分がこんな事故に遭うなんて、思ってもみませんでした」
消えない痛みと事故対応への苛立ち
Sさんは事故後、整形外科への通院を開始しました。
「首から肩にかけての痛みがなかなか取れませんでした。幸いしびれはありませんでしたが、とにかく痛くて。医師に症状を詳しく伝えて、リハビリに通う日々でした」
体の痛みに加え、Sさんを悩ませたのは事故後の手続きでした。当初、物損事故として扱われており、警察がなかなか実況見分をしてくれない状況に苛立ちを募らせます。
「物損から人身事故に切り替えるべきか、どう手続きを進めたらいいのか分からなくて…。このままでは、ちゃんと補償してもらえないんじゃないかと、本当に不安でした」
弁護士への相談と、痛みに向き合った解決
「このまま一人で対応するのは限界だ」と感じたSさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「弁護士さんに、事故の状況や体の痛み、警察の対応への不満など、すべてを打ち明けました。依頼してからは、交渉をすべてお任せできたので精神的にとても楽になりました」
弁護士はまず、後遺障害の被害者請求を行いましたが、結果は「非該当」でした。
「治療を続けましたが、残念ながら後遺障害としては認められませんでした。ですが、その後の示談交渉はすべて弁護士さんが進めてくれました。副業をしていた分の休業損害で争いにはなりましたが、最終的に慰謝料は裁判で使われる基準の満額で示談することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故直後は、体の痛みだけでなく、保険会社や警察とのやり取りで本当に疲弊しました。何が正しくて、どう進めるべきか分からなくなります。弁護士特約があったので費用を気にせず依頼でき、交渉のストレスから解放されたのが一番大きかったです。相手の対応に少しでも疑問を感じたら、すぐに専門家に相談することをおすすめします」