突然の悲報、信じられない母の死
ある年の初夏、Kさん(70代・女性)の娘様のもとに、警察から一本の電話が入りました。それは、愛知県内で暮らす母が交通事故で亡くなったという、信じがたい知らせでした。
「母は信号のない交差点を自転車を押して渡っていたところ、車にはねられたそうです。ドクターヘリで搬送されましたが、ほぼ即死の状態だったと聞きました。あんなに元気だった母が、なぜ…突然のことで、頭が真っ白になりました」
遠方に住む娘様は、悲しみに暮れる間もなく、ご家族と共に対応に追われることになりました。
進まない話と募る不信感
加害者は事故後、身柄を拘束されていました。そのため、相手方の保険会社との話し合いもすぐには始められない状況でした。
「葬儀を終えても、悲しみは癒えません。それなのに、これから刑事手続きや賠償の問題にどう対応していけばいいのか、全く分からず途方に暮れていました。加害者から謝罪文が届きましたが、母を失った悲しみと怒りで、とても受け入れる気持ちにはなれませんでした」
残されたご家族は、精神的に大きな負担を抱えながら、先の見えない不安な日々を過ごしていました。
弁護士と共に歩んだ刑事・民事の道のり
「私たち家族だけではどうにもならないと思い、弁護士さんに相談することにしました。事故の状況や私たちの気持ちを丁寧に聞いてくださり、刑事裁判への被害者参加というかたちで、法廷で意見を述べる機会も作っていただきました」
弁護士は、刑事裁判に寄り添うと同時に、民事の損害賠償請求についても裁判を提起。ご遺族の代理人として、全面的にサポートしました。
「弁護士さんがすべて対応してくださったおかげで、私たちは故人を悼む時間に専念することができました。最終的には裁判の中で、私たちの主張が認められるかたちで和解が成立しました。本当に、救われる思いでした」
同じ悲しみを抱える方へ
「突然家族を失い、悲しみのどん底にいる中で、法的な手続きを進めるのは本当に大変なことです。私たちは弁護士さんに依頼したことで、精神的な負担が大きく減りましたし、納得のいく結果を得ることができました。一人で、家族だけで抱え込まず、専門家の方に相談することをおすすめします」