大会に向かう途中で…突然の玉突き事故
ある年のこと、Aさん(10代・女性)は、お父様が運転する車でスポーツの大会に向かう途中、予期せぬ事故に遭いました。
「都内の高速道路で渋滞のため停車していたら、後ろからものすごい衝撃が来て…。何台も巻き込む大きな玉突き事故でした。娘は脳震盪と診断され、そこから長い通院生活が始まりました」
そう語るのは、インタビューに応じてくださったAさんのお父様です。
やまない頭痛と拭えない将来への不安
事故後、Aさんは絶え間ない頭痛に悩まされるようになります。
「娘はスポーツに打ち込んでいるのですが、事故以来ずっと頭痛が続いているんです。病院で精密検査をしても特に異常はないと言われるのに、痛みは消えない。医師からは後遺障害の可能性も示唆され、どうしたらいいのか分からなくなりました」
さらに、お父様は憤りを隠せません。
「加害者からは何の連絡も謝罪もありません。それも本当に腹立たしかったですね」
弁護士への相談と納得の解決
先の見えない状況に、お父様は弁護士への相談を決意します。
「このままではいけないと思い、保険の弁護士特約を使って専門家に相談することにしました。娘の症状と将来への不安を伝えました」
弁護士は後遺障害の申請も視野に入れましたが、診断書の内容から最終的に申請は見送られました。
「後遺障害の申請は断念しましたが、その後の交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。私たちの気持ちに寄り添い、中学生の娘への付添費用を全額認めてもらうなど粘り強く交渉してくださり、納得のいく形で解決できました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「目に見えない痛みは、本人と家族にしか分かりません。保険会社とのやり取りや将来への不安で、本当に精神的に追い詰められました。弁護士さんに依頼したことで、そうした負担から解放され、娘のケアに専念できました。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することをお勧めします」