避けようのない側面衝突事故
ある年の秋、愛知県在住のTさん(40代・女性)は、パートからの帰宅途中に事故に遭いました。
「一方通行の道路を走っていたら、右側の駐車場から車が突然出てきて、私の車の右側面にドン!とぶつかってきたんです。本当に予期せぬ出来事で、避けることは不可能でした」
この事故により、Tさんは首や腰、右肘などに加え、右膝の半月板を損傷するなど、全身に痛みを負うことになりました。
後遺障害14級への納得いかない思い
事故から約半年間、懸命に治療を続けましたが、痛みは完全に消えることなく症状固定となりました。その後、後遺障害等級の認定手続きに進みましたが、その結果はTさんを深く悩ませることになります。
「結果は14級でした。診断書には『右膝半月板損傷』とはっきり書かれているのに、なぜもっと上の等級ではないのかと。残る痛みのことを考えると、どうしてもこの結果を受け入れることはできませんでした」
Tさんは、12級が妥当ではないかと考えており、すでに依頼していた弁護士とのやり取りにも悩みを抱え、セカンドオピニオンを求めることにしました。
等級は変わらずとも、交渉で得られた納得の解決
「もっと上の等級を目指したいという思いで、別の弁護士さんに相談しました。前の弁護士さんとは少しうまくいっていなかったので、藁にもすがる思いでした」
Tさんの依頼を受けた弁護士は、すぐさま画像鑑定を手配し、後遺障害等級12級を目指して異議申立てを行いました。
「残念ながら、異議申立てをしても等級は14級のままでした。とても悔しかったですが、弁護士さんはすぐに示談交渉に移ってくれました。保険会社とのやり取りをすべてお任せできたので、精神的にとても楽になりました」
等級は変わらなかったものの、弁護士の粘り強い交渉の結果、Tさんは最終的に納得のいく内容で示談を成立させることができました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害の等級に納得がいかない時は、諦めずに専門家に相談することが大事だと思います。私の場合、等級は変わりませんでしたが、その後の交渉をしっかりやってもらえたことで、気持ち的にも金銭的にも救われました。弁護士さんによっても進め方が違うかもしれないので、セカンドオピニオンも大切だと感じました」