葬儀帰りの悲劇、突然の追突事故
ある年の夏、Nさん(50代・女性)は、ご身内の葬儀の帰りに突然の事故に遭いました。
「夫が運転する車で信号待ちをしていたら、後ろからドンッと追突されたんです。私は助手席に乗っていました。0対10の事故でした」
事故の衝撃で首や両肩、背中に痛みが走り、すぐに病院へ。
「診断は外傷性頚部症候群でした。寒くなってくると頭痛も出てきて、本当に辛かったです」
相手方の保険会社からの連絡がなかなか来ず、Nさんの不安は募るばかりでした。
治療費の否定と、信じた弁護士からの心ない言葉
Nさんは医師に相談し、整骨院での治療も始めました。しかし、ここで問題が発生します。
「相手の保険会社から『診断書に記載のない肩や背中の治療費は認められない』と言われたんです。さらに、自分の保険の特約で頼んだはずの弁護士さんからも、同じことを言われました。それどころか『相手の保険会社に同情します』なんて信じられない言葉を言われて…」
頼りの弁護士にまで突き放され、Nさんは心身ともに追い詰められていきました。
「『首の治療費も難しい、裁判しかない』とまで言われ、もうどうしていいか分からなくなりました」
新たな弁護士との出会いと、安堵の解決
対応に強い不信感を抱いたNさんは、その弁護士を解任し、新たな弁護士を探すことを決意します。
「前の弁護士さんがあまりに酷かったので、弁護士という存在自体に恐怖心がありました。でも、新しい弁護士さんは話を親身に聞いてくれて、やっと安心できたんです」
新しい弁護士は、Nさんの気持ちに寄り添いながら、現実的な解決策を提案。示談交渉を粘り強く進めてくれました。
「結局、事故から1年近くかかりましたが、無事に示談することができました。保険会社や前の弁護士と直接やりとりする精神的な負担から解放されたことが、何より嬉しかったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「私は完全に被害者なのに、なぜこんなに辛い思いをしなければならないのかと、毎日泣いていました。特に、信頼していた弁護士さんからの心ない言葉は本当にショックでした。でも、諦めずに弁護士さんを変えたことで、道が開けました。保険会社や弁護士の対応に少しでも疑問を感じたら、勇気を出してセカンドオピニオンを求めるべきです。きっと力になってくれる人がいます」