突然の衝突事故と長期の入院生活
ある年の秋、福井県在住のKさん(20代・男性)は、バイクでの走行中に予期せぬ事故に見舞われます。
「片側一車線の直線を走っていたら、路肩に停まっていたタクシーが急にウインカーも出さずに発進してきたんです。避けきれずに、相手の車のドアにバイクごと突っ込んでしまいました」
建設関係の仕事をしているKさんは、この事故で左の大腿骨を骨折する大怪我を負い、約3ヶ月もの入院生活を余儀なくされました。
癒合しない骨と保険会社への不信感
長い入院とリハビリを続けたKさんでしたが、回復は思わしくありませんでした。
「体にプレートを入れる手術もしたのですが、なかなか骨がくっつかなくて…。医師からは『これ以上治療しても骨はつかないかもしれない』と言われ、治療終了を打診されてしまいました。骨折が治らないかもしれないという現実に、頭が真っ白になりました」
将来への不安が募る中、Kさんは保険会社の対応にも疑問を感じ始めます。
「慰謝料について尋ねたら、『1ヶ月いくらという固定額です』みたいな説明をされて。こんな大怪我なのに、そんな簡単に決められてしまうのかと、納得できませんでした」
弁護士への依頼と後遺障害の認定
不安と不信感を抱いたKさんは、弁護士に相談することを決意します。
「今後の後遺障害の申請や、慰謝料の計算など、専門的なことが何も分からなかったので、弁護士さんにお願いすることにしました。当初は骨がくっつかない『偽関節』という重い後遺症が残る可能性も考えていました」
弁護士がサポートする中で、幸いにもKさんの骨は癒合に向かいました。その後、弁護士が後遺障害等級認定の申請を行った結果、Kさんには「14級9号」が認定されました。
「正直、もっと重い後遺障害が残ると思っていたので、結果には戸惑いもありました。でも、その後の交渉はすべて弁護士さんがやってくれたので、精神的にはとても楽でした。最終的に納得できる形で示談をまとめてもらえて、本当に感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故直後は体の痛みと将来への不安でいっぱいでした。保険会社とのやり取りも、何を信じたらいいのか分からなくなります。僕の場合は、弁護士さんに依頼したことで、後遺障害の申請から示談交渉までスムーズに進めてもらえました。一人で抱え込まずに、早い段階で専門家に相談することが、一番の解決策だと思います」