突然の訃報、信じがたい事故の知らせ
Kさん(80代・男性)が事故に遭ったのは、ある年の初夏のことでした。インタビューに答えてくださったのは、Kさんの娘様です。
「父が自転車で走行中、見通しの悪い交差点でバイクと衝突したと聞きました。その日のうちに亡くなってしまい…あまりに突然のことで、頭が真っ白になりました」
加害者側の保険会社は、Kさん側に一時不停止があったと主張しました。
「父が一時停止を怠ったとは信じがたく、悔しい気持ちでいっぱいでした」
悲しみに追い打ちをかける、保険会社からの提示
四十九日も過ぎ、少し落ち着きを取り戻した頃、加害者側の保険会社から示談金の提示がありました。
「提示された金額を見て、本当に愕然としました。父の命の値段がこれだけなのかと…。加害者側は父の過失を2割だと主張しており、その計算にも到底納得できませんでした。悲しみに暮れている中で、どう対応すればいいのか全く分かりませんでした」
弁護士への相談と、心の平穏を取り戻すまで
「このままではいけないと思い、示談金額が妥当なのかを知るために、弁護士さんに相談することにしました」
娘様の依頼を受け、弁護士は保険会社の提示内容を精査し、交渉に臨みました。
「逸失利益など難しい話もありましたが、弁護士さんは慰謝料の部分で増額できる可能性があると説明してくれました。すべてお任せできたことで、保険会社と直接やり取りする精神的な負担から解放されたのが、何より大きかったです。最終的に、納得できる形で示談を終えることができました」
同じように悲しみの中にいる方へ
「大切な家族を突然失った悲しみは、計り知れません。そんな中で、お金の話をするのは本当につらいことです。でも、加害者側の言うがままに進めてしまうと、後悔が残るかもしれません。少しでも疑問に感じたら、一度専門家である弁護士さんに相談してみてください。きっと、心の支えになってくれるはずです」