突然の事故、父の死と納得のいかない過失割合
ある年の初夏、Kさんの娘様は、お父様(80代・男性)を突然の交通事故で亡くしました。
「父は埼玉県内の見通しの悪い交差点を自転車で走行中、バイクにはねられました。事故の連絡を受けましたが、その日のうちに息を引き取りました…」
加害者側の保険会社は、Kさん側に一時不停止があったとして、2割の過失を主張してきました。
「父が一時停止しなかったとは、どうしても思えませんでした」
保険会社からの提示額「約2117万円」への不信感
事故から数か月後、保険会社から示談金の提示がありました。その額は、約2,117万円でした。
「父は無職で年金暮らしだったので、逸失利益などが低く計算されていました。それにしても、父の命がこの金額なのかと思うと、悲しみと怒りで言葉もありませんでした。提示された金額が妥当なのか全く分からず、本当に困り果てていました」
弁護士介入で221万円増額、2338万円で解決
「この金額で示談して後悔したくない、その一心で弁護士さんに相談しました」
依頼を受けた弁護士は、保険会社の提示内容を精査。逸失利益の計算は複雑でしたが、主に死亡慰謝料の部分で増額の余地があると判断し、交渉を開始しました。
「弁護士さんが粘り強く交渉してくれた結果、最終的に約2,338万円で示談することができました。当初の提示額から220万円以上も増額されたんです。専門家に頼らなければ、低い金額のまま示談していたかもしれません。本当に感謝しています」
適正な賠償金を得るために
「交通事故の賠償金は、項目も計算も非常に複雑です。保険会社から提示された金額を鵜呑みにせず、一度弁護士さんに相談することをおすすめします。特に、私たちのように大切な家族を亡くしたケースでは、精神的な負担も大きいので、交渉のプロに任せることで、故人を偲ぶ時間に専念できると思います」