赤信号で停車中、突然の追突事故
ある年の夏、Tさん(20代・女性)は、ご主人様が運転する車で赤信号で停車中、後続車に追突されるという不運な事故に見舞われます。
当時、Tさんは妊娠中でした。インタビューに答えてくれたのは、ご主人様です。
「赤信号で普通に止まっていたら、後ろからドン!と。まさか追突されるなんて思いもしませんでした」
「妻は妊娠中だったので、とにかくお腹の子が心配でなりませんでした。念のため1日入院しましたが、幸い母子ともに大事には至りませんでした。ただ、首に痛みが出て、頸椎捻挫と診断されました」
提示のないまま募る金銭的な不安
幸い大事には至らなかったものの、事故の衝撃はTさんご夫妻に大きな不安を残しました。特に、今後の補償については全く見えない状態でした。
「治療費は相手の保険会社が対応してくれましたが、慰謝料など、最終的にいくら支払われるのか、相手からは何の提示もありませんでした」
ご主人様は語ります。
「妊娠中という特殊な状況で事故に遭った精神的な苦痛は大きかったですし、2週間後には大事な採用試験も控えていました。この不安が正当に評価されるのか、提示もないままでは何も分からず、ただただ不安でした」
弁護士介入で示談金110万円を獲得
ご主人様は、自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家へ相談することを決意します。
「保険会社から提示される前に示談交渉をはじめた方が良いと考えました。今後の流れや慰謝料の見通しについて、専門家の意見を聞きたかったんです」
依頼後、弁護士は治療終了を待って相手方保険会社と交渉を開始。当初、保険会社は一般的な基準での賠償を提示しましたが、弁護士はTさんが妊娠中であったことによる精神的苦痛が通常よりも大きいことを強く主張しました。
「弁護士さんの粘り強い交渉のおかげで、当初の提示案からさらに増額され、最終的に110万円で示談することができました。提示がない状態から考えると、本当に満足のいく結果です。専門家に頼んで正解でした」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故の賠償金交渉は、知識がないと本当に大変です。ましてや相手から提示がないと、どう動いていいかすら分かりません。僕たちは弁護士特約があったので迷わず相談できましたが、もし特約がなくても、一度専門家に話を聞いてもらう価値は絶対にあると思います。納得のいく解決のために、一人で悩まないでください」