突然の衝突事故と高額な治療費
「あれはある年の夏のことでした。いつものようにバイクで通勤していたんです。都内の道路を直進していたら、右側を走っていた車が、僕の目の前で急に左折してきて…。避けきれずに衝突してしまいました」
そう振り返るのは、都内にお住いのAさん(40代・男性)。
「左側にあったコンビニに入ろうとしたみたいなんです。本当に突然のことで、なすすべもありませんでした」
この事故でAさんは右肩と肘を脱臼する大怪我を負い、約半年間にわたる治療を余儀なくされました。
約55万円という低すぎる提示額への怒り
約半年間の治療を終えたAさんでしたが、肩の痛みと変形は残ったままでした。そんな中、相手方の保険会社から送られてきたのは、約55万円という示談金の提示でした。
「まだ痛みも残っているし、肩の変形もある。それなのに、この金額は何なんだと。自分の後遺症がまったく評価されていないと感じ、保険会社に強い不信感を抱きました」
弁護士への依頼で賠償金は10倍以上の587万円に!
「この金額が妥当なのか、後遺障害はどうなるのか、自分では判断できないと思い、弁護士に相談することにしました」
Aさんの依頼を受けた弁護士は、まず後遺障害の申請を先行して行いました。その結果、予想を上回る12級5号という等級が認定されます。
「弁護士さんから『12級が認定された』と連絡をもらった時は、本当に驚きました。この等級認定が、その後の交渉を大きく左右したんです」
後遺障害等級を基に弁護士が交渉を進めた結果、最終的にAさんが受け取った賠償金は5,871,716円。当初の提示額から530万円以上も増額するという、劇的な解決となりました。
示談書にサインする前に専門家へ
「もし、あの時保険会社の提示額でサインしていたら、と考えるとぞっとします。55万円と587万円では、まったく意味が違いますから。後遺症が残っているのに、提示額が低いと感じたら、それは適正な金額ではない可能性が高いです。一人で悩まず、示談書にサインする前に、必ず弁護士のような専門家に相談してください」