突然の追突事故、首に走った痛み
「あれは、ある年の冬のことです。神奈川県内で車を運転中、信号待ちで停車していたら、後ろからドンッと追突されたんです」
そう事故当時を振り返るのは、神奈川県にお住いのKさん(40代・男性)。
「すぐに病院へ行き、頸椎捻挫と診断されました。そこから治療が終わる夏頃まで、約半年間、100日ほどリハビリに通い続けましたが、首の痛みはなかなか取れませんでした」
まさか停車中に追突されるとは思わず、Kさんは大きなショックを受けました。
仕事への支障と保険会社の非情な対応
Kさんは自営業で菓子店を営んでいましたが、事故の怪我が仕事に大きな影響を及ぼします。
「首の痛みがひどく、お菓子を作ったり、店頭に立って作業したりすることができなくなってしまったんです。店を休むわけにはいかないので、父や兄に無給で手伝ってもらい、なんとか営業を続けました」
しかし、治療が終わり、相手方の保険会社と話をしたKさんは耳を疑います。
「これだけ仕事に支障が出ているのに、休業による損害は出ていないとして、補償は0円だと言われたのです。本当に悔しくて、この先どうなってしまうのかと強い不安を感じました」
弁護士への相談と怪我の痛みに見合った補償の実現
「このままではいけない。そう思い、自身の自動車保険についていた弁護士特約を使って、専門家である弁護士さんに相談することにしました」
Kさんから依頼を受けた弁護士は、すぐさま保険会社との交渉を開始しました。
「弁護士さんは、私のように家族の協力で事業を続けた場合でも、休業損害が認められたケースがあることを主張し、粘り強く交渉してくれました。保険会社とのやり取りをすべてお任せできたので、精神的に本当に楽になりました」
弁護士の尽力により、当初0円とされていた休業損害が認められ、Kさんはようやく正当な補償を受けることができました。
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もしあのまま自分で交渉していたら、きっと泣き寝入りしていたと思います。保険会社から言われたことがすべて正しいわけではありません。特に自営業の場合、話が複雑になることも多いようです。保険会社の対応に少しでも疑問を感じたら、一人で抱え込まず、弁護士特約などを利用して専門家に相談することをお勧めします」