突然の追突事故、歩道で起きた悲劇
ある年の春、Aさん(50代・男性)が東京都在内の歩道を歩いていた時のことでした。突然後ろから来た自転車に衝突されるという、予期せぬ事故に見舞われます。
「まさか歩道でぶつけられるなんて、夢にも思いませんでした」
すぐに病院へ向かったAさん。診断は、右足ふくらはぎの筋断裂と、くるぶしの靱帯損傷という重いものでした。入院こそ免れましたが、Aさんは痛む足で懸命な通院治療を続けることになりました。
保険会社からの非情な通告と募る不信感
事故から数ヶ月が経ち、治療を続けていたAさんのもとに、相手方の保険会社から連絡が入ります。
「まだ痛みが残っていて治療を続けたいと伝えているのに、一方的に『今月で治療費の支払いは打ち切ります』と宣告されてしまいました」
さらに保険会社は、健康保険を使って通院を続けることは認めるものの、交通費は出せないと言ってきたといいます。
「どうしてこちらがそんな負担をしなければいけないのか、納得いきませんでした。後遺障害の申請についても不安があり、どうすればいいのか本当に困り果てていました」
弁護士への相談と粘り強い交渉による解決
保険会社の対応に強い不満と不信感を抱いたAさんは、弁護士に相談することを決意します。
「このままではいけないと思い、専門家の意見を聞くことにしました。まだ痛みが残っていることや、今後の補償について、すべて弁護士さんに打ち明けました」
依頼を受けた弁護士は、Aさんの代理人として保険会社との交渉を開始。加害者が自転車の事故だったこともあり、交渉は簡単には進まなかったといいます。
「弁護士さんは、訴訟を避けつつ、粘り強く交渉を続けてくれました。保険会社とのやり取りをすべてお任せできたので、精神的な負担が大きく減り、治療に専念することができました」
最終的に、Aさんは弁護士がまとめた示談内容に納得し、無事に解決を迎えました。
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
「もし保険会社の言うがままにしていたら、十分な治療も受けられず、悔しい思いをしたままだったでしょう。まだ痛みが残っているのに治療を打ち切られる辛さは、経験した人にしか分からないと思います。専門家にお願いしたことで、精神的な負担も軽くなり、納得のいく結果を得られました。一人で悩まず、まずは相談してみることが大切だと思います」