停車中の追突事故と納得のいかない日々
ある年の冬、神奈川県内で会社員のTさん(50代・男性)は、停車中に後方から追突される事故に遭いました。
「渋滞で停車していただけなのに、後ろから追突されたんです。首を痛め、頚椎捻挫と診断されました。治療を続けましたが、手のしびれが残ってしまいました」
Tさんは約8ヶ月間、懸命に治療を続けましたが、症状は完全には回復しませんでした。
提示額75万円と「非該当」の壁
長引く治療の末、Tさんは保険会社からの圧力により治療を打ち切らざるを得なくなります。さらに、ご自身で後遺障害の申請を行いましたが、結果は無情にも「非該当」。
「手にしびれが残っているのに、なぜなんだと本当に悔しかったです。そんな中、相手の保険会社から提示された示談金額は、慰謝料などを含めて約75万円。この症状に見合った金額とは到底思えませんでした」
体の痛みと、あまりに低い賠償額に、Tさんは怒りと無力感を覚えました。
弁護士介入で賠償金は約187万円の増額
納得のいかないTさんは、自身の自動車保険の弁護士特約を利用して、弁護士に相談しました。
「この提示額が妥当なのか、後遺障害が認められないのはおかしいのではないか、とすべてを打ち明けました」
依頼を受けた弁護士は、医学的な証拠を揃えて後遺障害の被害者請求を再度実施。その結果、見事に「後遺障害等級14級9号」が認定されました。
「後遺障害が認められたことで、交渉の土台が大きく変わりました。弁護士さんが粘り強く交渉してくれたおかげで、最終的な示談金は2,618,146円。最初の提示額から約187万円も増額されたんです。専門家の力はすごいと実感しました」
同じ悩みを持つ方へのメッセージ
「保険会社から提示された金額を鵜呑みにしていたら、180万円以上も損をしていたかもしれません。弁護士特約があったので、費用を気にせず依頼できました。賠償金の提示額に疑問を感じたら、示談書にサインする前に、必ず弁護士に相談することをお勧めします」