仕事帰りの悪夢、突然の衝突事故
ある年の春、仕事帰りにバイクを運転していたAさん(60代・男性)は、静岡県内の交差点で予期せぬ事故に巻き込まれました。
「片側1車線の道路を直進していたところ、右折待ちで停車していたはずの対向車が、突然こちらに向かってきたんです。避けようもなく、まともに衝突してしまいました」
突然の出来事に、Aさんはなすすべもありませんでした。この事故で膝の皿を粉砕骨折し、股関節は人工関節に置き換えるという、非常に重い怪我を負ってしまったのです。「まさかこんな事故に遭うなんて、本当に悪夢のようでした」
長い入院とリハビリ、そして後遺障害という現実
Aさんは約3ヶ月にも及ぶ入院生活を余儀なくされ、その後も懸命にリハビリを続けました。
「歩くのもままならず、毎日が痛みとの闘いでした。仕事もできなくなり、将来への不安でいっぱいでしたね。約1年治療を続けましたが、結局、股関節の痛みや動きの制限は残ってしまいました」
治療の甲斐なく体に不自由が残ったため、Aさんは後遺障害の申請を行い、後遺障害等級9級が認定されました。「これは重い等級だと聞きましたが、正直、喜べるものではありませんでした」と、Aさんは複雑な胸中を語ります。
提示額への疑問と、弁護士への相談という決断
後遺障害認定後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額を見てAさんは戸惑います。
「提示された金額が、この大怪我と後遺症に見合ったものなのか、素人の私には全く分かりませんでした。このままサインしていいものかと、すごく悩みました」
一人で悩み抜いた末、Aさんは専門家である弁護士に相談することを決意します。
「弁護士特約はありませんでしたが、費用面も含めて丁寧に説明していただき、増額の可能性があると聞いて依頼を決めました。弁護士さんにお願いしてからは、面倒な交渉はすべてお任せでき、精神的に本当に楽になりました。最終的には、納得のいく金額で解決することができました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害が残るような大きな事故に遭うと、体の痛みだけでなく、お金のことで本当に悩みます。保険会社から提示された金額を鵜呑みにせず、一度は弁護士さんに相談することをおすすめします。専門家がいるといないとでは、結果が大きく違うんだと実感しました。一人で抱え込まないでください」