勤務先での悲劇、突然の衝突
2019年の秋、Nさん(30代・女性)は、福岡県内のガソリンスタンドで勤務中に事故に遭いました。
「お客様の車のボンネットを開けてオイルを確認していたら、後ろから来た車にいきなり衝突されたんです。運転手がアクセルとブレーキを踏み間違えたと聞きました」
この事故でNさんは左足関節捻挫や腰部打撲などの大怪我を負いました。
「仕事中にまさか車に轢かれるなんて…。痛みもひどく、頭が真っ白になりました」
治療費と生活費の不安、そして誠意なき対応
Nさんは事故後、毎日の通院を余儀なくされ、アルバイトも休まざるを得なくなりました。
「ギプスと松葉杖の生活で、まともに動けませんでした。治療費はもちろん、休んでいる間の生活費のことが心配で…」
当初、相手方の保険会社の対応に誠意が見られず、Nさんたちは強い憤りを感じていました。保険会社から賠償金の具体的な提示がないまま時間だけが過ぎていき、Nさんは途方に暮れます。
「この先どうなるのか、補償はきちんとしてもらえるのか、何も分からず本当に不安でした」
弁護士介入で後遺障害14級、賠償金245万円を獲得
「保険会社から提示される前に、保険の弁護士特約を使って専門家に相談することにしました」
依頼を受けた弁護士は、まず休業損害などを保険会社に請求し、Nさんの当面の生活をサポート。治療終了後、後遺障害等級認定の手続きを進め、見事「併合14級」が認定されました。
「後遺障害が認められたのは大きかったです。でも、その後の保険会社からの賠償額の提示は118万円ほど。とても納得できる金額ではありませんでした」
しかし、弁護士が粘り強く交渉を重ねた結果、当初の提示額から大幅に増額。最終的に、自賠責保険からの75万円を含め、総額約245万円で示談が成立しました。
「自分たちだけでは、こんなに増額することは絶対に無理でした。専門家にお願いして本当に良かったです」
適正な賠償金を得るために
「事故の賠償金は、保険会社から言われた金額がすべてではありません。後遺症が残ったのに、低い金額で示談してしまうのは本当にもったいないです。私たちは弁護士特約があったので費用を気にせず依頼できましたが、そうでなくても、まずは相談してみる価値はあると思います。正しい知識を持った専門家を味方につけることが、本当に重要だと実感しました」