散歩中の悲劇、小学生の自転車に追突され転倒
ある年の冬、神奈川県にお住まいのKさん(70代・女性)は、自宅近くの道を歩いている最中に、予期せぬ事故に見舞われます。
「普通に歩いていたら、いきなり後ろから小学生が乗った自転車にドンッと追突されて、そのまま転んでしまったんです。まさかそんなことで、と思うような事故でした」
この転倒により、Kさんは背骨を圧迫骨折するという大怪我を負い、手術と入院を余儀なくされました。
体に残る痛みと保険会社の厳しい提示
治療を終えても、Kさんの体には辛い症状が残りました。
「退院してからも、腰がうまく曲げられなくて、以前のように家事をするのも一苦労です。重いものを持つなんて、もってのほか。この先どうなってしまうんだろうと不安でした」
Kさんの症状は後遺障害6級と認定されました。しかし、相手方の保険会社から届いた通知を見て、Kさんは愕然とします。
「以前にも怪我をしたことがあるからという理由で、提示された金額はとても低いものでした。これだけ辛い思いをしているのに、こんな扱いをされるなんて…と、悔しくてたまりませんでした」
弁護士への相談で得られた正当な評価
納得のいかないKさんは、弁護士に相談することを決意します。
「このままではいけないと思い、弁護士さんに相談しました。今の体の状態や、保険会社の提示額がおかしいと思う、という気持ちを全部伝えました」
依頼を受けた弁護士は、保険会社と交渉を開始。保険会社は当初、Kさんの既往症を理由に賠償額の減額を主張していましたが、弁護士は慰謝料などを裁判で用いられる基準で粘り強く交渉しました。
「弁護士さんは、私たちの主張をしっかりと保険会社に伝えてくれました。難しい交渉はすべてお任せできたので、精神的にとても楽になりました。最終的に、当初の提示額から大幅に増額した980万円を超える金額で示談することができました。本当に驚きました」
納得できない提示には専門家の力を
「保険会社の言うことを鵜呑みにしていたら、今でも悔しい思いを引きずっていたと思います。特に後遺障害が残った場合、提示された金額が本当に妥当なのか、素人には分かりません。少しでもおかしいと感じたら、絶対に一人で悩まず、専門家である弁護士さんに相談するべきです。それが正当な補償を得るための第一歩だと思います」