小学生の自転車に追突され圧迫骨折の重傷
ある年の冬、神奈川県にお住まいのKさん(70代・女性)は、歩行中に後ろから来た小学生の自転車に追突され転倒。背骨を圧迫骨折するという大怪我を負い、手術と入院を要しました。
「まさか自転車との事故で、これほどの重傷を負うとは夢にも思いませんでした。治療は長くかかり、本当に辛かったです」
納得できない「任意基準」での低すぎる賠償提示
約半年の治療の末、Kさんの症状は後遺障害6級と認定されました。これで少しは報われるかと思いきや、相手方の保険会社から提示された金額に、Kさんは言葉を失います。
「後遺障害慰謝料や逸失利益が『任意基準』という低い基準で計算されていて、合計で約362万円という提示でした。しかも、主婦としての休業損害はゼロ。以前にも怪我をしたことがあるのを理由に、大幅に減額されていたんです。こんな金額では到底納得できませんでした」
弁護士交渉で617万円の大幅増額に成功
提示額に納得できず弁護士に依頼したKさん。弁護士は保険会社と交渉し、慰謝料や逸失利益を裁判基準で再計算するよう強く主張しました。
「弁護士さんは、既往症の影響は考慮しつつも、今回の事故で受けた損害が正当に評価されるべきだと交渉してくれました。私たち素人では到底できない主張でした」
粘り強い交渉の結果、当初提示額から約617万円も増額した、980万円を超える金額で示談が成立しました。
「専門家にお願いして、本当に良かったです。この金額なら、今後の生活への不安も少し和らぎます」
専門家による「裁判基準」での交渉が重要
「保険会社の提示額は、あくまで『保険会社の基準』でしかありません。それを鵜呑みにせず、弁護士さんに相談することで、『裁判基準』という被害者にとって有利な基準で交渉してもらえます。特に後遺障害が残った場合は、安易に示談せず、一度専門家に相談することを強くお勧めします」