追突事故と自営業開始、立ちはだかる収入証明の壁
兵庫県内で停車中にトラックに追突されたAさん(40代・男性)。事故によるむちうちで後遺障害14級が認定されましたが、賠償交渉で大きな壁にぶつかります。
「事故の1ヶ月前に自営業を始めたばかりで、ほとんど収益が上がっていませんでした。そのため、休業損害を証明するのが非常に難しかったんです」
約120万円の提示から1年放置…弁護士への不信感
Aさんは弁護士に交渉を依頼しましたが、相手方の保険会社から約120万円の提示があったきり、1年近くも話が進展しない状態でした。
「弁護士に催促しても、『あなたの収入が証明できないから交渉が進まない』と言われるばかり。休業損害はもう諦めるしかないのか、このまま泣き寝入りするしかないのかと、絶望的な気持ちでした」
解決の見えない状況に、Aさんは強い憤りと不安を感じていました。
弁護士変更という決断、そして60万円の増額
「このままではいけないと、別の弁護士さんに相談し、依頼先を変更することにしました」
新しい弁護士は、Aさんが会社員だった頃の年金記録から基礎収入を算出し、粘り強く交渉。その結果、事態は大きく動きます。
「前の弁護士では無理だと言われていた休業損害も一部認められ、最終的に賠償金は180万円を超えました。当初の提示額から60万円以上も増額され、本当に驚きました。専門家の力は大きいと実感しました」
賠償金の交渉で悩んでいる方へのメッセージ
「私のように収入の証明が難しいケースでも、諦める必要はありません。弁護士さんによって、やり方や考え方は様々です。もし今依頼している弁護士の対応に納得がいかないなら、セカンドオピニオンを聞いてみることを強くお勧めします。適切なサポートを受けられれば、必ず道は開けるはずです」