突然の衝突事故と仕事への不安
ある年の春、トラック運転手として働くMさん(50代・男性)は、埼玉県内の交差点で事故に遭いました。
「青信号で交差点に入ったら、対向車線の車が急に右折してきて、ドン!とぶつかったんです。まさかでしたね」
事故の衝撃で、首や左腕に強い痛みを感じました。
「すぐに整形外科に通い始めましたが、むちうちの症状と、特に左腕の痛みがなかなか引きませんでした。仕事に欠かせないギア操作もままならない状態になってしまい、この先どうなるのかと不安でした」
長引く痛みと生活困窮の苦しみ
Mさんをさらに苦しめたのは、仕事に復帰できないことによる生活の困窮でした。
「トラックの運転手なので、左腕が痛いと仕事になりません。仕事を長期間休むことになり、収入が途絶えてしまいました。家賃の支払いも滞るほどで、本当にどうしたらいいかと…」
相手方の保険会社に休業についての補償を求めても、十分な対応は得られませんでした。
「痛みが治らない焦りと、金銭的な不安で、精神的にもかなり追い詰められていました」
弁護士への依頼と、仕事復帰への道筋
先の見えない状況に限界を感じたMさんは、ご自身の自動車保険に付いていた弁護士特約を使い、専門家へ相談することに決めました。
「とにかく、この生活苦をなんとかしたかった。弁護士さんに、仕事に復帰できない状況と、休業の補償をしっかり認めてほしいということを伝えました」
依頼を受けた弁護士は、Mさんの主治医に医療照会を行いました。その結果、「3ヶ月間の休業が必要」という医師の意見を得ることができ、それを基に保険会社と交渉。無事に3ヶ月分の休業損害が認められました。
「医師の意見があったことで、保険会社も納得してくれました。生活の不安から解放されたことが何より嬉しかったです。最終的な示談交渉もすべてお任せし、満足のいく形で解決できました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故で仕事を休まざるを得なくなった時、収入が途絶える不安は本当に大きいです。保険会社は必ずしもこちらの事情を汲んでくれるわけではありません。私の場合、弁護士さんが医師の意見を取り付けてくれたおかげで、正当な補償を受けることができました。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することが大切だと思います」