突然の事故と長期にわたる入院生活
2019年の秋、Tさん(60代・女性)は都内の車道を自転車で走行中、後方から来た自動車に接触され転倒。左足を骨折するという大怪我を負いました。
「まさか自分が、と思いました。すぐに病院に運ばれ、左足の脛骨と腓骨を骨折していると診断されました。手術を受け、その後73日間も入院することになったんです」
突然の事故により、Tさんの日常は一変してしまいました。
残る痛みと失職、将来への尽きない不安
退院後もリハビリ通院を続けましたが、Tさんの足には辛い症状が残りました。
「左足の痛みや痺れが取れず、15分以上歩くには杖が必要な状態でした。事故前のように走ることもできません。さらに事故による長期休業が原因で、契約社員として働いていた職場も退職せざるを得なくなってしまったんです。一人暮らしで貯蓄もなかったので、この先の生活を考えると不安で仕方ありませんでした」
癒えない痛みと経済的な不安が、Tさんを精神的に追い詰めていきました。
弁護士への相談と後遺障害12級の認定
治療の終わりが見えてきた頃、Tさんは後遺障害の申請について弁護士に相談することを決意します。
「このまま治療が終わっても、痛みも痺れも残っている。仕事も失った。この状態が正当に評価されないのは悔しいと思ったんです」
依頼を受けた弁護士は、Tさんの症状を的確にまとめ、後遺障害の被害者請求を行いました。その結果、Tさんの症状は「局部に頑固な神経症状を残すもの」として、後遺障害等級12級13号に認定されました。
「専門家の方にお願いしたおかげで、私のこの辛い症状がきちんと認められました。一人ではどうしていいか分からなかったので、本当に心強かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故のせいで体は痛むし、仕事も失って、本当にどん底の気分でした。でも、勇気を出して弁護士さんに相談したことで道が開けました。特に後遺障害の申請は、専門的な知識がないと難しいと思います。保険会社の言う通りにするのではなく、自分の症状や状況に疑問を感じたら、ぜひ専門家に相談してみてください」