突然の事故と納得できない過失割合
2021年の春、Kさん(30代・男性)は、愛知県内の交差点で事故に遭遇しました。
「青信号で発進した直後、右後ろからすごい勢いで衝突されました。ドライブレコーダーもあるのに、相手の保険会社から提示された過失割合は5対5。到底受け入れられませんでした」
この納得できない過失割合が、長い交渉の始まりでした。
賠償金ゼロの通告と募る不信感
Kさんはむちうちの治療を続けましたが、その後の相手方保険会社の対応に愕然とします。
「保険会社から賠償額が提示される前に弁護士さんに交渉を始めてもらったのですが、過失割合で揉めた挙句、やっと治療が終わって人身損害の話になったら、相手の保険会社は『当社から支払うお金はありません』と。あんまりな対応に、怒りを通り越して呆れてしまいました」
このままでは泣き寝入りするしかないのかと、Kさんは途方に暮れました。
弁護士が介入し、総額121万円で解決
「自分の自動車保険に弁護士特約が付いていたのが幸いでした。すぐに相談し、交渉を依頼しました」
弁護士は、まず物損の過失割合を30:70で合意。しかし、相手方保険会社は人身損害について差額を支払うことを拒否したため、弁護士は紛争処理センターへ申立てを行いました。
「和解案も拒否され、審査手続きまで進みましたが、最終的に僕の主張が全面的に認められました。結果として、人身損害で約28万円、自身の保険や物損賠償を合わせて総額で121万円以上を受け取ることができました。弁護士さんがいなければ、ゼロのままだったかもしれません」
諦めずに、正当な賠償を求めるべきです
「保険会社の言うことを鵜呑みにしていたら、正当な賠償金は受け取れなかったと思います。特に今回は『支払うものはない』とまで言われ、個人で戦うには限界があると感じました。弁護士特約は本当に心強い味方です。少しでも疑問に思ったら、費用を気にせず専門家に相談してみてください」