バイク事故による大怪我と長い治療
ある年の冬、Kさん(50代・男性)は、都内でバイクを運転中にバックで飛び出してきた車と衝突。左鎖骨骨折などの大怪我を負いました。
「優先道路を走っていたのに、まさかバックで出てくるとは…。完全に不意打ちでした」
事故後、Kさんは約1年4ヶ月にわたって治療を継続。通院日数は230日を超え、仕事にも大きな支障が出ました。
「事故が原因で、アルバイトも辞めざるを得なくなりました。体の痛みだけでなく、経済的な不安も大きかったです」
低すぎる慰謝料と「逸失利益0円」の壁
治療を終え、相手方の保険会社から提示されたのは、傷害慰謝料として約77万円という金額でした。
「480日以上も治療したのに、この金額はあまりに低いと感じました。アルバイト分の休業損害も十分に認められておらず、全く納得できませんでした」
さらに、後遺障害等級12級5号が認定されたにもかかわらず、保険会社は「労働能力に影響はない」として逸失利益を0円と主張。Kさんは、正当な補償を求めて弁護士に相談することを決意します。
弁護士介入で賠償金は400万円以上増額!
「保険会社の提示額は低すぎるし、逸失利益が0円なんてありえない。この悔しさを弁護士さんに伝え、交渉を依頼しました」
依頼を受けた弁護士は、保険会社と粘り強く交渉。当初0円だった逸失利益を認めさせ、慰謝料も裁判で用いられる基準まで引き上げることに成功します。
「弁護士さんが間に入ってくれた結果、最終的な受取額は481万円を超えました。最初に提示された傷害慰謝料とは別に、自賠責保険からの224万円や後遺障害部分の賠償金を合わせた金額です。増額幅は400万円以上。専門家の力は絶大だと実感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社が提示する金額は、必ずしも適正とは限りません。私の場合は400万円以上も違いました。特に後遺障害が絡むと、逸失利益のように専門知識がないと反論できない部分で、不利な条件を提示されることがあります。お金の交渉という精神的な負担から解放されるだけでも、弁護士に依頼するメリットは大きいです。保険会社の提示に疑問があれば、諦める前に一度相談してみてください」