停車中の追突事故と家計への影響
ある年の春、パートと自営業で家計を支えるHさん(40代・女性)を突然の不運が襲います。福岡県内の交差点で停車中、後方から来た車に追突されたのです。
「すごい衝撃で、何が起きたか一瞬分かりませんでした。首と頭を強く打ち、パートの仕事にも影響が出てしまいました」
事故後、Hさんは頚椎捻挫の治療を続けながらも、休業による収入の減少や、今後の補償について漠然とした不安を抱えていました。
後遺障害14級認定と不十分な賠償提示
事故から約10ヶ月後、Hさんの首の痛みなどの症状は後遺障害等級14級9号に認定されました。その後、相手方の保険会社から示談金の提示がありましたが、その金額にHさんは愕然とします。
「提示された金額は、賠償金の総額で約186万円でした。特に、後遺症によって将来働きにくくなることへの補償である『逸失利益』がたった2年分しか計算されていなかったんです。まだ痛みが続いているのに、この金額ではとても納得できませんでした」
弁護士介入で賠償金が280万円超へ増額!
保険会社の提示に不信感を抱いたHさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を利用して、弁護士に示談交渉を依頼しました。
「弁護士さんは、保険会社の提示額が裁判で認められる基準よりも低いこと、特に逸失利益の計算方法に問題があることを指摘してくれました」
弁護士がHさんに代わって粘り強く交渉した結果、逸失利益の対象期間が2年から4年に延長されるなど、各項目で増額を勝ち取りました。
「最終的に、示談金は283万円以上になりました。最初の提示額から約97万円も増えたんです!専門家にお願いしなければ、低い金額で示談してしまうところでした。本当に頼んで良かったです」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示される金額は、必ずしも正当な額とは限りません。私のように、専門家が見れば明らかにおかしい点があるかもしれません。提示額に少しでも疑問を感じたら、すぐにサインせず、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士特約があれば費用を気にせず依頼できるので、ぜひ確認してみてください」