信号無視の事故で失った仕事と将来の夢
ある年の秋、Sさん(20代・男性)は、大阪府内で仕事からの帰宅途中に信号無視の車にはねられる事故に遭いました。
「自転車で青信号を直進中に、左から来た軽トラにはねられました。顔に大きな傷を負い、首もむち打ちになりました」
この事故でSさんは3日間入院し、約半年の通院を余儀なくされます。
「むちうちの影響で体に力が入らなくなり、インストラクターの仕事を続けられず、退職せざるを得ませんでした。将来のために始めていた資格講座も、事故のせいで勉強が手につかず、支払った学費も無駄になってしまいました」
提示ゼロの絶望と弁護士への相談
事故から約半年後、症状固定となったSさん。しかし、相手方の保険会社から賠償金の提示は一切ありませんでした。
「仕事も辞め、顔には傷が残り、将来のための資格勉強も中断せざるを得なかったのに、保険会社からは何の連絡も提示もありませんでした。このまま泣き寝入りするしかないのかと、本当に絶望的な気持ちでした」
保険会社から提示される前に示談交渉を始めたいと考えたSさんは、母親の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、弁護士に相談することを決意します。
後遺障害9級認定、賠償金916万円で解決
「後遺障害の申請から弁護士さんにお願いしました。顔の傷やむちうちについて後遺障害が認められるか、逸失利益や資格講座の費用は請求できるのか、不安な点をすべて相談しました」
弁護士は後遺障害の被害者請求をサポートし、Sさんの顔の傷などから「併合9級」の認定を獲得。これを基に保険会社と交渉を開始しました。
「弁護士さんが交渉してくれたおかげで、後遺障害が認められたことで請求できる逸失利益や慰謝料などをしっかりと主張してもらえました。保険会社から提示される前に示談交渉をはじめた状況から、最終的に916万円という金額で示談することができました。これには本当に驚きました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし弁護士さんに相談していなかったら、後遺障害が認定されることもなく、わずかな賠償金しか受け取れなかったかもしれません。保険会社は被害者の全ての損害を積極的に補償してくれるわけではないのだと痛感しました。特に後遺障害が関わるような大きな事故では、専門家の力が不可欠です。弁護士特約を使えば費用負担なく依頼できるので、まずは相談してみることを強くお勧めします」