友人の車で事故、鎖骨を骨折
2022年の初夏、石川県在住のYさん(20代・男性)は、友人が運転する車の助手席で事故に遭い、鎖骨を骨折する大怪我を負いました。
「友人の一時停止無視が原因の事故でした。まさか自分がこんな形で事故に巻き込まれるとは思ってもみませんでした」
Yさんは約半年間、29回にわたって通院を続け、懸命に治療に励みました。
保険会社から届いた低すぎる賠償提示
治療を終えた冬、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。その額は、治療費などを除くと約25万円。
「骨折した慰謝料がこれだけ?と、まったく納得できませんでした。でも、弁護士費用特約もなかったし、弁護士さんに頼んだら、かえって手元に残るお金が減ってしまうのではないかと、すごく不安でした」
増額の可能性と弁護士費用への不安との間で、Yさんは葛藤していました。
弁護士交渉で示談金は4倍の103万円に
「それでも諦めきれず、LINEで弁護士さんに相談したところ、『73万円から103万円になる可能性がある』と具体的な金額を教えてもらえました。『提示額より下がることはまずない』とも言ってもらえ、思い切ってお願いすることにしました」
弁護士はすぐに保険会社と交渉を開始。弁護士が介入したことで、相手方の保険会社はYさん本人に対する賠償(対人賠償)での対応に切り替えました。そして、依頼から1か月も経たないうちに、当初の提示額から約78万円増額となる、総額103万6950円での示談が成立したのです。
「最初の提示額から4倍近くも増えました。弁護士費用を支払っても、手元には大幅に多くの金額が残りました。本当に依頼して良かったです」
費用倒れの心配より、まずは相談を
「僕のように弁護士費用特約がなくても、費用倒れにならないように配慮してくれる弁護士さんもいます。保険会社の提示額に少しでも『おかしいな』と感じたら、費用を心配する前に、まずは専門家に相談することが大切だと思います。知っているか知らないかで、結果が何倍も変わってしまうことを実感しました」