赤信号無視の車との衝突、突然の悪夢
ある年の冬、富山県在住でパートとして働くIさん(40代・女性)は、交差点での事故に巻き込まれます。
「青信号で右折を始めたところ、赤信号のはずの対向車が猛スピードで突っ込んできたんです。避けようもなく、車の左側に激突されました」
この事故でIさんは右手首を骨折する重傷を負い、5日間の入院を余儀なくされました。
「まさか自分がこんな事故に遭うなんて…。仕事のことも家のことも心配で、頭が真っ白になりました」
わずか数万円? 保険会社の対応に愕然
退院後もIさんは手首の痛みに悩まされ、リハビリを続ける日々でした。
「骨がなかなかつかず、パートの仕事にも影響が出てしまいました。手首の痛みが続くなか、今後の補償はどうなるのか、不安でたまりませんでした」
そんな中、Iさんのご主人が相手方保険会社に問い合わせると、衝撃的な回答が返ってきました。
「『慰謝料は自賠責基準なので2、3万円の見込みです』と言われたと聞いて、耳を疑いました。入院までして、これだけ痛い思いをしているのに、そんなはずはないと怒りがこみ上げてきました」
保険会社から正式な提示を受ける前に、Iさんたちは行動を起こすことを決意します。
弁護士介入で賠償金160万円を獲得
「このままではいけないと思い、自動車保険に付いていた弁護士特約を使って専門家に相談することにしました」
Iさんの依頼を受けた弁護士は、Iさんが治療に専念できるよう、速やかに相手方保険会社との交渉を開始しました。
「私たちは、保険会社から賠償額が提示される前に弁護士さんにお願いしました。すると、弁護士さんが私たちの代わりにしっかりと交渉を進めてくださり、最終的に160万円で示談が成立したんです」
当初告げられていた見込み額とは比べ物にならない結果に、Iさんは胸をなでおろしました。
「もし自分たちだけで交渉していたら、こんな金額には到底ならなかったと思います。本当に感謝しかありません」
納得できないなら専門家へ
「事故の賠償金は、交渉次第で大きく変わるということを身をもって知りました。保険会社から言われた金額を鵜呑みにせず、おかしいなと思ったら、すぐに弁護士さんに相談するべきです。私たちの場合は弁護士特約があったので、費用負担なくすべてお任せできました。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが、正当な補償を得るための第一歩だと思います」