生きがいだったランニング中に突然の悲劇
Hさん(60代・男性)は、シニアマラソンの日本記録を持つほどのランナー。走ることは彼の生きがいそのものでした。しかし、ある年の冬、その日常は突然奪われます。
「いつものように兵庫県内の道をランニングしていたんです。そうしたら対向車を避けようとした車が、後ろから私の足を…!気づいた時には両足を轢かれていました」
Hさんは両足を骨折する大怪我を負い、緊急手術。約3週間の入院を余儀なくされました。
癒えぬ痛みと加害者の不誠実な対応への怒り
退院後もギプスが外せず、治療は長引きました。身体の痛みだけでなく、Hさんを苦しめたのは加害者の態度でした。
「事故後、加害者から謝罪の連絡が全くなかったんです。こちらから保険会社に伝えてやっと連絡が来ましたが、形だけ謝ってすぐに電話を切るような対応で…。本当に腹が立ちました。それに、事故の衝撃で首も痛むのに、検査で異常がないからと診断書にも書いてもらえず、本当に辛かったです」
さらに、当初依頼していた弁護士の対応にも不満を感じていたHさんは、弁護士を替え、新たな一歩を踏み出すことを決意しました。
失われた選手生命。後遺障害認定と粘り強い交渉の末の解決
Hさんの依頼を受け、弁護士はすぐに行動を開始しました。
「前の弁護士さんとは違い、親身に話を聞いてくれて安心しました。私の状況を深く理解し、今後の見通しを丁寧に説明してくれたんです」
弁護士のサポートのもと、Hさんの後遺障害は14級として認定されました。その後の示談交渉では、Hさんの選手生命が絶たれたという大きな精神的苦痛を訴えました。
「相手の保険会社は当初、私が仕事をしていないからと休業損害などはゼロだと主張してきました。でも、弁護士さんが『主夫としての役割があった』と粘り強く交渉してくれたおかげで、最終的には休業損害なども含めて示談することができました。選手生命を絶たれた悔しさは消えませんが、自分の苦しみを理解し、戦ってくれたことに感謝しています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故で人生が大きく変わってしまい、本当に辛い日々でした。特に加害者の不誠実な対応や、保険会社の言い分には納得できないことばかりでした。でも、弁護士さんに相談したことで、精神的にも救われ、正当な補償を得ることができました。もし同じように悔しい思いをしている方がいたら、諦めずに専門家を頼ってほしいです。きっと力になってくれます」