高速道路での予期せぬ玉突き事故
ある年のこと、会社員のTさん(30代・男性)は、神奈川県の高速道路を走行中に予期せぬ事故に巻き込まれました。
「走行中に、横から別の車が弾き飛ばされてきて衝突したんです。ものすごい衝撃でした。まさか自分が玉突き事故に遭うなんて、思ってもみませんでした」
この事故でTさんは外傷性頚部症候群と診断され、懸命な治療を続けましたが、両手のしびれや首から肩にかけての痛みが残ってしまいました。
「仕事で手を使っていると、5分か10分でしびれてくるんです。特に左手がひどくて…。首から肩にかけてもずっと痛いし、この先どうなるんだろうと不安でした」
後遺障害14級認定も…保険会社の提示に募る不信感
Tさんの症状は後遺障害等級併合14級と認定されました。これで正当な補償が受けられると期待しましたが、相手方の保険会社から送られてきた示談案を見て愕然とします。
「後遺障害が認められたのに、将来の収入減を補償するはずの『逸失利益』がゼロ円だったんです。転職したばかりという事情はありましたが、このしびれや痛みを抱えて、今まで通り働けるか不安なのに…。保険会社の対応はあまりにも一方的で、怒りを感じました」
提示された示談内容に、Tさんは強い不信感を抱きました。
弁護士への依頼で、正当な補償を獲得
「このままではいけない」と考えたTさんは、弁護士に相談することを決意します。
「提示された金額が妥当なのか、特に逸失利益がゼロなのはおかしいのではないかと弁護士さんに訴えました」
依頼を受けた弁護士は、Tさんの事故前後の状況を丁寧に主張し、保険会社と粘り強く交渉。その結果、保険会社がゼロ円と査定していた逸失利益が認められました。
「弁護士さんが交渉してくれたおかげで、最終的な示談金額は最初の提示から大幅に増額されました。保険会社と直接やり取りするストレスもなくなり、本当に安心しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害が認定されても、保険会社が提示する金額が正しいとは限りません。私のように、本来認められるべき補償がゼロと計算されているケースもあるんです。少しでも『おかしいな』と感じたら、絶対に一人で悩まず、弁護士のような専門家に相談するべきです。専門家の知識と交渉力は、本当に心強い味方になってくれます」