突然の事故と2年以上に及ぶ治療生活
2020年の春、青信号の横断歩道を歩行中だったHさん(30代・男性)を突然の悲劇が襲います。
「まさか青信号で車にはねられるなんて、夢にも思いませんでした。気づいた時には病院のベッドの上でした」
左大腿骨頚部骨折という大怪我を負ったHさん。約1ヶ月の入院と、その後2年以上にわたる長い治療生活が始まりました。アルバイトも長期間休まざるを得ず、収入が途絶えたことへの不安も大きかったといいます。
保険会社からの提示額330万円への疑問
長い治療を終え、ようやく相手方の保険会社から示談金の提示がありました。
「最初に提示された金額に納得できず、一度は異議を唱えましたが、再提示された金額も約330万円でした。休業損害などはある程度認められていましたが、2年以上も苦しんだ慰謝料としては、あまりにも低いと感じました。この金額では到底納得できませんでした」
この提示額が妥当なのか分からず、Hさんは専門家への相談を決意します。
弁護士の交渉で慰謝料は倍増!約418万円で解決
「弁護士特約はありませんでしたが、このまま泣き寝入りはしたくなくて、弁護士さんに相談しました」
Hさんの話を聞いた弁護士は、保険会社が提示した慰謝料が、通院日数のみを基準にした不当に低いものであると指摘。骨折という怪我の特性上、治療期間全体で評価すべきだと強く主張し、粘り強く交渉を重ねました。
「交渉の結果、最終的に約418万円で示談することができました。当初の提示額から88万円以上も増額したことになります。特に低く見積もられていた慰謝料は、弁護士さんの交渉のおかげで、もとの提示額の倍近い金額になりました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示された金額を見て、『こんなものか』と諦めてしまうのは本当にもったいないです。弁護士さんに依頼すれば、賠償金が法的に見て妥当な金額なのかを判断し、交渉してもらえます。私のように弁護士特約がなくても、増額した分で費用をまかなえることもあります。まずは一度、相談してみる価値は絶対にあると思います」