横断歩道で起きた突然の衝突事故
ある年の冬、会社員のTさん(50代・男性)は、大阪府内で自転車に乗っている際に事故に遭いました。
「横断歩道を自転車で渡っていたところ、左折してきた車に側面から突然、衝突されたんです。まさか横断歩道で車が突っ込んでくるとは思ってもみませんでした」
予期せぬ事故に、Tさんは強い衝撃を受けました。すぐに病院へ向かい、腰と首の痛みを訴えました。
1年以上の長い通院と、後遺障害認定後の不信感
事故後、Tさんは懸命に治療を続けましたが、腰や首の痛みはなかなか引きませんでした。
「事故から治療が終わるまで、結局1年以上かかりました。通院した日数は270日を超えています。それだけ治療しても痛みは残り、後遺障害14級9号が認定されました」
ようやく治療の区切りがついた矢先、Tさんは相手方の保険会社から送られてきた示談の提示書を見て、強い不満を抱きます。
「これだけ長い間苦しんで、後遺症まで残ったというのに、提示された金額を見て『これで終わり?』と。とてもじゃないですが、納得できるものではありませんでした」
弁護士への相談で得られた正当な評価
保険会社の提示額に納得できなかったTさんは、その金額が妥当なものなのか確かめたい一心で弁護士に相談することを決意します。
「やはり、保険会社の提示は低すぎたようです。弁護士さんに交渉をお願いしたところ、後遺障害の慰謝料だけでなく、通院に対する慰謝料も大幅に増額することができました」
弁護士が介入し、保険会社と交渉を重ねた結果、最終的な受取額は当初の提示から大きく増額され、Tさんも納得のいく形で示談を終えることができました。
「専門家にお任せしたことで、精神的な負担も軽くなり、正当な評価をしてもらえたと感じています」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「後遺障害が認定されたとしても、保険会社から提示される金額が必ずしも適正とは限りません。私の場合もそうでした。少しでも『おかしいな』と感じたら、すぐに諦めずに、まずは弁護士さんに相談してみるべきです。それで初めて、自分が置かれている状況が正しく分かるのだと思います」