突然の自転車事故で骨盤など複数箇所を骨折
2023年の冬、Tさん(60代・女性)は、神奈川県内の交差点で事故に遭いました。青信号で横断歩道を渡ろうとしたところ、右から来た自転車に衝突されたのです。今回は、Tさんを支えた息子様にお話を伺いました。
「母が事故で大怪我をしたと聞き、急いで病院へ向かいました。診断は左肘、左大腿骨、骨盤の骨折。当たり前に歩いていた母が、突然動けなくなってしまったことに大きなショックを受けました」
Tさんは約1ヶ月入院し、その後も長期間の治療を続けることになりました。
保険会社からの提示額「107万円」への強い疑念
事故から約7ヶ月後、治療を終えたTさんのもとに、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。その額は、約107万円でした。
「母は退院後も痛みに耐えながら、必死にリハビリを続けていました。主婦として家事もこなさなければならないのに、事故のせいで何ヶ月も不自由な生活を強いられたのです。その苦労に対して、提示された慰謝料や休業損害の額はあまりにも低いと感じました。この金額では到底納得できませんでした」
息子様は、保険会社の提示額が本当に妥当なものなのか、専門家の意見を聞くことを決意します。
弁護士が100万円以上増額!210万円で解決へ
「提示額が妥当なのか分からず、専門家の意見を聞こうと弁護士さんに相談しました。すると、慰謝料も主婦としての休業損害も大幅に増額できる可能性があると聞き、すぐに依頼を決めました」
依頼を受けた弁護士は、すぐさま保険会社との交渉を開始。慰謝料を裁判で用いられる基準の9割まで引き上げ、さらに、Tさんが事故後に家事労働へ大きな支障をきたしていた実態を具体的に主張し、休業損害も増額させることに成功しました。
「最終的に、当初の提示額から100万円以上も増額した210万円で示談が成立したと報告を受けたときは、本当に驚きました。母の苦しみが金銭的に報われたと感じ、弁護士さんに頼んで心から良かったと思いました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「保険会社から提示される金額は、必ずしも正当な額とは限りません。私たちのように、専門家が介入することで100万円以上も増額するケースがあるのです。もし保険会社の提示額に少しでも疑問や不満を感じたら、諦めてサインする前に、一度弁護士さんに相談してみてください。正しい知識を持つ専門家を味方につけることが、納得のいく解決への一番の近道だと思います」