突然の衝突事故と残された後遺障害
「2015年の夏、自転車で買い物の途中、路地から出てきた車と衝突して左の鎖骨を骨折しました。手術と入院、その後のリハビリも大変でした」
大阪府在住のAさん(60代・男性)は、事故当時をそう振り返ります。
「翌年には金具を抜く手術も受けましたが、鎖骨の変形と痛みが残ってしまいました。その結果、後遺障害12級5号に認定されたのです」
Aさんは事故により、体に癒えない傷を負うことになりました。
保険会社の提示額への不信感と怒り
後遺障害の等級も決まり、いよいよ示談交渉という段階で、Aさんは相手方の保険会社から提示された金額に耳を疑います。
「後遺障害が残ったというのに、慰謝料などを含めた提示額は約261万円でした。そればかりか『自転車だったあなたにも1割の過失がある』とまで言われ、到底納得できるものではありませんでした」
体に痛みが残り、生活にも支障が出ている中での低すぎる提示額。Aさんは悔しさと怒りでいっぱいになりました。
弁護士依頼で128万円増額!390万円で示談成立
「このままでは泣き寝入りになってしまう。そう思い、弁護士さんに相談することにしました。『増額を希望するが、今の提示額より手取りが減るのは避けたい』という不安も正直に伝えました」
弁護士は、慰謝料などを裁判で使われる基準で算出し直し、粘り強く交渉。
「交渉はすべて弁護士さんにお任せしました。その結果、最終的に390万円で示談することができたんです。当初の提示額から128万円以上も増額されました。専門家に頼んで本当に良かったと心から思いました」
適正な賠償金を得るために、専門家への相談を
「もしあのままサインしていたら、128万円以上も損をしていたことになります。保険会社から提示される金額は、必ずしも適正な額とは限りません。相手はプロですから、個人で交渉するのは非常に困難です。賠償金の提示に少しでも疑問を感じたら、すぐに弁護士さんに相談するべきです。費用が心配な場合でも、まずは相談してみることを強くお勧めします」