自宅前での予期せぬ事故と失明の宣告
「あれはある年の冬のことでした。東京都在住で80代の母が、自宅の前を掃除していたところ、停めてあった自転車が風か何かで倒れてきて、母にぶつかったんです」
そう語るのは、事故に遭われたIさん(80代・女性)の娘様です。
「母は顔を強く打ち、すぐに病院に搬送されました。診断の結果は、片目の失明でした。一人暮らしの母にとって、あまりにも酷な宣告で、家族として本当に胸が張り裂けそうでした。その後、10日ほど入院することになりました」
保険会社への不信感と拭えない悲しみ
退院後、約半年間の通院を経て症状固定となり、後遺障害等級8級が認定されました。
「ようやく治療が一段落したと思ったら、今度は保険会社とのやりとりが始まりました。提示された慰謝料額を見て愕然としました。母が片目を失い、これからの生活が一変するというのに、到底納得できるものではありませんでした」
娘様が「あまりにも低いのではないか」と伝えると、金額は多少増額されましたが、それでもご家族の受けた衝撃と悲しみに見合うものではありませんでした。
「このままでは母が浮かばれない。その一心でした」
弁護士への相談で得た正当な補償と心の安らぎ
「自分たちだけではどうにもならないと感じ、専門家である弁護士さんに相談することにしました。母が高齢で一人暮らしであることや、私が通院などに付き添っていたことも伝えました」
弁護士は、I様の状況を踏まえ、慰謝料の増額だけでなく、娘様の付き添い介護費も請求できる可能性があることを説明。すぐに保険会社との交渉を開始しました。
「結果、後遺障害慰謝料だけでなく、私が付き添った分の費用まで認めてもらうことができたんです。最終的に、当初の提示額から100万円以上も増額した金額で示談することができました。専門家にお願いして本当に良かったです」
ご家族が事故に遭われた方へ
「高齢の親が事故に遭うと、本人も家族も本当に動揺します。特に保険会社との交渉は精神的にも大きな負担でした。あの時、勇気を出して弁護士さんに相談したことで、金銭的な補償だけでなく、心の平穏も取り戻すことができました。ご家族だけで悩まず、まずは専門家に相談してみてほしいです」