予期せぬ追突事故と治療の日々
「あれは、ある年のことでした。都内の道路で渋滞のため停車していたら、後ろからドンッと追突されたんです」
そう語るのは、都内にお住いのAさん(40代・男性)。会社経営者のAさんは、この事故で首と腰にいわゆる「むちうち」の怪我を負いました。
「とにかく首と腰が痛くて…。すぐに病院に行き、そこから治療の日々が始まりました。仕事の合間を縫って、約9ヶ月間、60回以上もリハビリに通い続けました。痛みがなかなか引かず、本当に辛かったです」
提示された示談金への疑問
治療開始から約9ヶ月が経過し、症状が落ち着いてきた頃、相手方の保険会社から約55万円の示談金を提示されました。
「提示された金額を見て、正直がっかりしました。約9ヶ月も通院した慰謝料として、あまりに低いと感じたんです。でも、素人の私にはその金額が妥当なのかどうか判断できませんでした。このままサインしてしまっていいものか、本当に悩みましたね」
痛みに耐えながら治療を続けてきたAさんにとって、その提示額は到底納得できるものではありませんでした。
弁護士介入で示談金が約2倍に!
示談額に納得できなかったAさんは、自身の自動車保険に付帯していた弁護士特約を使い、専門家である弁護士に相談することにしました。
「弁護士さんに提示額を見せたところ、『増額の可能性があります』とのことだったので、すぐに依頼を決めました。費用は特約でカバーできるので、安心して任せられました」
Aさんの依頼を受けた弁護士が交渉を開始すると、事態は驚くほどスムーズに進展。最終的に、当初の提示額550,611円から、1,097,411円へと、約55万円もの増額に成功しました。
「弁護士さんから『決算期が近い保険会社は、早期解決を望む傾向があるんですよ』と聞き、交渉のタイミングも良かったのかもしれません。それにしても、まさか倍近くになるとは。専門家の力はすごいと実感しました」
適正な賠償金を得るために
「もし一人で悩んでいたら、きっと保険会社の言い値でサインしてしまっていたと思います。そう思うと、本当にぞっとしますね。弁護士特約に入っていたおかげで、費用を気にすることなく、納得のいく解決ができました。保険会社から提示された金額に少しでも疑問を感じたら、諦める前に一度、弁護士さんに相談してみることを強くお勧めします」