追突事故と示談交渉の始まり
2017年の冬、宮城県内で自動車を運転中に追突事故の被害に遭ったMさん(40代・女性)。
「突然のことで、首に強い痛みを感じました。病院では頸椎捻挫と診断され、それから約半年間、治療に専念しました」
治療が終わり、相手方の保険会社との示談交渉が始まりましたが、そこでMさんは納得のいかない現実に直面します。
約57万円という提示額への不満
治療を終えたMさんのもとに、相手方の保険会社から示談金の提示がありました。
「提示された金額は、治療費などを除いて約57万円でした。事故で半年近くも痛い思いをし、仕事を休んだりもしたのに、これだけしか補償されないのかと、正直がっかりしました。この金額が妥当なのか分からず、悔しい気持ちでいっぱいでした」
このまま泣き寝入りするしかないのか。Mさんは専門家への相談を決意しました。
弁護士依頼で85万円以上の増額に成功
「提示額に納得できず、弁護士さんに相談しました。弁護士特約はありませんでしたが、増額の見込みがあるとのことだったので、思い切って依頼しました」
弁護士はすぐに交渉を開始し、紛争処理センターに申し立てを行いました。相手方の保険会社は、Mさん側の身体的素因を主張して争う姿勢を見せましたが、弁護士が法的な観点から的確に反論。
「最終的に相手は主張を撤回し、示談金は142万円以上で解決しました。最初の提示額から85万円以上も増額されたことになります。弁護士費用を考えても、依頼して本当に良かったです。専門家の力はすごいと実感しました」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「もし保険会社の言う通りにサインしていたら、85万円以上も損をしていたことになります。保険会社から提示される金額は、あくまで保険会社の基準で計算されたものです。それが被害者にとって正当な額とは限りません。提示額に疑問を感じたら、諦めずに弁護士さんに相談してみてください。正しい補償を受けるために、行動することが大切だと思います」