正面衝突で娘が大怪我。記憶喪失と後遺症に苦しんだ5年間

10代 女性 岐阜県
Iさんのお母様

「事故で娘は記憶を失い、体にも後遺症が…親として、この先の人生を思うと不安でたまりませんでした」

大事故で記憶を失った娘。残る後遺症と将来への不安。

実際の事例に基づいて、インタビュー形式の文章および掲載写真を再現・生成し、
個人情報保護の観点から編集を加えています

突然の事故の知らせと、記憶を失った娘

2014年の冬、Iさん(当時10代・女性)のお母様は、娘さんが事故に遭ったという衝撃的な知らせを受けます。

「娘が、彼氏の運転する車の助手席に乗っていた時、対向車がセンターラインをはみ出してきて正面衝突したと聞き、本当に血の気が引きました。娘は脳挫傷や肋骨骨折、足首の骨折という大怪我で、3ヶ月もの入院を余儀なくされたのです」

何よりお母様を苦しめたのは、娘さんが事故の記憶を失ってしまったことでした。

「事故後の1ヶ月間、娘には記憶が全くありませんでした。『気がついたらベッドの上だった』と話す娘の姿を見るのは、親として本当につらいことでした」

長引く治療と見えないゴールへの焦り

退院後も、Iさんの闘いは続きました。事故から4年近く治療を続けましたが、後遺症が残ってしまったのです。

「足の痛みがずっと残っていましたし、物忘れがひどくなるなど、明らかに事故の後遺症としか思えない症状に悩まされていました。胸の鎖骨あたりも変形してしまって…。これだけ大変な思いをしているのに、相手の保険会社からは示談の提示が全くなく、この先どうなってしまうのか、本当に不安でした。他の弁護士事務所に相談しても、難しいと断られてしまい、途方に暮れていました」

弁護士への依頼と、後遺障害8級認定という光

先の見えない状況を打破するため、お母様は弁護士への相談を決意します。

「もう私たちだけではどうにもならないと思い、自動車保険の弁護士特約を使って相談することにしました。娘の症状や、示談提示がなくて困っていることを伝えました」

依頼を受けた弁護士はすぐに行動を開始し、後遺障害等級の申請を行いました。

「弁護士さんが私たちの代わりに手続きを進めてくださり、結果、高次脳機能障害などで『併合8級』という等級が認定されたんです。娘の苦しみがきちんと認められた気がして、本当に救われた気持ちでした。その後の示談交渉も全てお任せし、最終的に、娘の将来を考えた十分な補償を受けることができました。ようやく肩の荷が下りました」

同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ

「もしあのまま何もせず、保険会社からの連絡を待っているだけだったら、娘の障害が正しく評価されることもなかったと思います。大怪我でお子さんの将来に不安を抱えているご家族は、絶対に諦めないでください。私たちのように、一度は他の事務所で断られたとしても、親身になってくれる弁護士さんは必ずいます。専門家を頼れば、きっと道は開けるはずです」