自転車横断中の衝突事故と重い後遺症
70代のIさんは、ある日、兵庫県内で自転車に乗っている際に自動車との衝突事故に遭いました。
「横断歩道ではない場所を渡ろうとしていたので、私にも過失があることは承知していました。それでも、突然車にはねられ、胸と腰に激痛が走ったときのことは忘れられません」
診断は胸椎・腰椎破裂骨折。Iさんは3ヶ月に及ぶ入院生活を余儀なくされ、退院後も体に痛みが残りました。
後遺障害8級認定と賠償金への深い不安
懸命な治療の末、Iさんは秋頃に症状固定を迎え、後遺障害等級「併合8級」が認定されました。
「これだけの重い障害が残ってしまったという現実に、今後の生活への不安が募りました」
さらにIさんを悩ませたのは、賠償金の問題でした。Iさんの過失割合が4割とされたこともあり、保険会社から賠償額の提示がなかなかされなかったのです。
「後遺障害等級も決まったのに、保険会社から提示される前に示談交渉をはじめることになりました。自分に過失があるから、まともな補償は受けられないのではないか。このままでは、治療費や将来の生活費はどうなってしまうのかと、本当に不安な日々を過ごしていました」
弁護士依頼で提示額ゼロから約892万円へ
不安が頂点に達したIさんは、弁護士への依頼を決意します。
「一度は自分で交渉しようかとも考えましたが、保険会社から提示がない状況で、素人の自分では何もできないと痛感しました。同居している娘の保険に弁護士特約が使えたので、すぐに依頼することにしました」
依頼を受けた弁護士は、Iさんの代理人として保険会社との交渉を開始。
「弁護士さんが入ってからは、話がスムーズに進みました。自分ではどう計算していいか分からなかった慰謝料や逸失利益などを、すべて法的な基準で算出して交渉してくれたんです」
その結果、当初提示がなかった状態から、最終的に8,925,185円の賠償金を獲得して示談が成立しました。
「保険会社から提示される前に交渉を始めてこの金額になったと聞き、本当に驚きました。専門家にお願いして、心から良かったと思います」
適正な賠償金を得るために
「事故で大きな怪我を負うと、体の痛みだけでなく、お金の心配も常につきまといます。特に私のように、保険会社から提示がないと、どうしていいか分からなくなってしまいます。弁護士特約があったおかげで、費用を気にすることなく、賠償金という最も重要な部分の交渉をすべて専門家にお任せできました。適正な補償を受けるために、少しでも疑問や不安があれば、弁護士さんに相談することが解決への一番の近道だと思います」