突然のバイク事故。夫を襲った悲劇
ある年の春、Aさん(50代・男性)の夫は、大阪府内で仕事中にバイクを運転中、突然の事故に見舞われました。Aさんの奥様は、当時の状況を辛そうに語ります。
「夫が仕事でバイクに乗っていた時のことです。片側一車線の道路をまっすぐ走っていたら、対向の車が急に右折してきて…。避けきれずに衝突してしまったんです」
この事故でAさんの夫は頚椎をひどく損傷し、顔面麻痺や上半身のしびれといった重い症状に苦しむことになります。
「50日間も入院し、その後も230日以上、リハビリに通い続けました。事故前の元気だった夫の姿を思うと、本当に胸が張り裂けそうでした」
後遺障害12級認定。しかし保険会社との交渉で新たな苦しみが
相手が無保険だったため、Aさん夫妻は自分たちの保険会社に無保険車傷害保険を請求することになりました。治療を尽くしたものの、Aさんの夫には後遺症が残り、後遺障害12級が認定されます。しかし、保険会社とのやり取りで、夫妻はさらなる苦しみを味わうことになりました。
「夫の体には顔の麻痺やしびれといった重い後遺症が残り、12級の認定も受けました。それなのに、保険会社から提示された金額を見て愕然としました。さらに『過失割合は50対50です』と言われ…。あんなに頑張って治療してきた夫の苦しみが、こんな形でしか評価されないのかと、悔しくてたまりませんでした」
弁護士に託した希望と、交渉の末の解決
保険会社の対応に納得がいかず、Aさんの奥様は弁護士への相談を決意します。
「この金額が妥当なのか、どうしても分からなくて。藁にもすがる思いで弁護士さんに相談しました」
弁護士は、保険会社の提示額が低い基準で計算されていることを指摘。すぐに交渉を開始しました。
「弁護士さんからは『慰謝料などが増額できる可能性は十分にあります』と言っていただき、少し光が見えた気がしました。交渉では過失割合についてかなり揉めたようですが、すべて弁護士さんが粘り強く対応してくださいました。最終的には、当初の提示額から大幅に増額した形で示談することができ、本当に感謝しています。私達だけでは絶対に無理だったと思います」
同じ状況で悩んでいる方へのメッセージ
「事故で家族が大きな怪我を負うと、本人はもちろん、支える側も本当に辛いです。先の見えない不安の中で、保険会社との難しい交渉まで抱えるのは、精神的にも限界でした。専門家である弁護士さんに相談したことで、正しい知識を得て、納得できる結果につなげることができました。保険会社の言うことを鵜呑みにせず、一度専門の方に話を聞いてもらうことを強くお勧めします」と、奥様はご自身の経験を振り返りました。