青信号で衝突、背骨骨折の悲劇
ある年の夏、沖縄県内でTさん(20代・男性)は交通事故に遭いました。
「交差点を青信号で直進中、対向の右折車が突っ込んできたんです」
この事故でTさんは背骨を骨折する重傷を負ってしまいました。
「まさか自分がこんな大怪我をするなんて…。しかも事故直後、混乱の中で相手の保険会社に『怪我はない』と伝えてしまったんです」
この一言が、後の示談交渉を困難なものにしました。
治療費は自腹?慰謝料わずか7万円の提示
背骨の骨折が判明するも、相手方の保険会社は「当初、怪我はないと聞いた」として治療費の支払いを拒否。Tさんはやむを得ず、自身の保険(人身傷害保険)で治療費をまかないました。約4ヶ月後、治療を終えたTさんに、今度は自身の保険会社から示談金の提示が。
「書面を見て目を疑いました。傷害慰謝料はたったの77,400円。最終的な手取り額は12万円ほどでした。背骨を骨折した大怪我の対価がこれだけなんて、到底納得できませんでした」
弁護士が介入し、賠償金は165万円超へ
保険会社の提示額に強い不満を抱いたTさんは、弁護士特約を使い相談することに。
「この金額が妥当なのか、どうにかならないのかと藁にもすがる思いでした」
弁護士がTさんの代理人として相手方保険会社と交渉を始めると、状況は一転します。相手方保険会社が賠償責任を認め、慰謝料は裁判基準の満額で交渉がまとまりました。
「最終的に、相手方の保険会社から約80万円、自分の保険からの支払いも合わせると総額で165万円以上を受け取ることができました。弁護士さんに頼んでいなければ、わずかな金額で泣き寝入りするところでした」
諦める前に、専門家への相談を
「保険会社の提示額は、必ずしも正当な金額とは限りません。私のケースのように、本来受け取れるはずの金額よりずっと低いこともあります。特に、相手の対応に不満があったり、提示額に疑問を感じたりしたら、すぐに専門家である弁護士に相談することをお勧めします。弁護士特約を使えば、費用負担を気にすることなく依頼できます」